
雲南産地は、その豊かな自然条件と優れた栽培技術により、ブルーベリーの栽培と販売を両立する重要な産地です。標高の高い地域特有の昼夜の寒暖差と清澄な環境は高品質な果実を育む理想的な条件であり、年間で1,000トンを超える高品質なブルーベリーを安定的に生産しています。
同地では国際的な農業認証であるGlobal G.A.P.(グローバル良好農業規範)およびISO22000食品安全管理システムの認証を取得しており、厳格な品質・安全基準に基づき栽培から収穫、輸送まで一貫した管理体制を構築しています。ブルーベリーの生産過程における持続可能性と科学的な管理を実現し、これによって高品質な果実の安定供給を行っています。
また、収穫後の工程についても徹底した衛生管理を実施し、すべての作業員は衛生規範を遵守した環境で、収穫は専用カップを使用した手作業で行うことで果房の損傷を防止しています。収穫後は速やかに選別・冷却・包装・定温輸送・バレッティング・冷凍保管といった工程が組み合わされ、果実の鮮度や栄養価を長期にわたり維持しています。
現在、中国国内市場では、超市・連鎖店舗に供給されるほか、2023年には香港・タイ市場にも順調に進出。国内外の市場において「高品質かつ安定供給が可能なブルーベリー産地」として高い評価を獲得しています。

ペルー産地のプランテーションは、トルヒーリョから南へ80キロに位置するFundo Doña Marcelaにあります。総面積717ヘクタールのうち、539ヘクタールがブルーベリー、178ヘクタールがアボカドの栽培に利用されています。
Chavimochicプロジェクトは、世界でも有数の灌漑事業の一つであり、高度に組織化され、利用者との円滑なコミュニケーションが図られています。Palo Redondo貯水池の建設により、灌漑用水の量と質の両面で改善が期待されます。

チリ産地の30か所以上の果樹園を所有しており、園地面積は2,500ヘクタールを超えています。さらに、GARCES FRUITは年間を通じて300名以上の現地農場主と提携しており、全体として約6,500ヘクタールの果物生産面積を有しています。
